【トルコ】イスタンブールを楽しむ 7
2014年8月25日
イスタンブールのB級グルメといえば、なんといってもサバサンドでしょう。パンにサバをはさむという組み合わせが、日本人には不思議に感じます。
このサバサンド、ガラタ橋で釣ったサバを材料につくったのが発祥だと言われています。その伝統か、ガラタ橋の周辺にはサバサンドを売る屋台の船が集まります。
岸に打ち寄せる波で船はかなり揺れているのですが、注文すると焼いたサバをパンにはさみ、渡してくれます。レタスやタマネギなどの野菜も加わります。
サバは塩が利いていて、塩サバでご飯を食べる代わりに、パンにはさんで食べるというイメージでしょうか。これがなかなかおいしく、つい食べたくなります。
このサバサンド、地元の人にも人気で、屋台の船の周囲はいつも大賑わい。真っ赤な漬け物(ピクルス)ジュースと一緒に食べるのが地元流なのですが、ジュースのほうは試してみる勇気がありませんでした。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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