【スロヴァキア】雪のタトラ １
2015年5月 4日
タトラはスロヴァキアとポーランドの国境につづく山脈です。2500メートル以上の山が30峰あり、最高峰は2654メートルのゲルラフ山です。
そのゲルラフ山の中腹、1670メートルに「シレジア小屋（Sliezsky dom）」があります。もともとは山小屋でしたが、現在はスパを備えるリゾートホテルになっています。
タトラへはブラチスラヴァから急行で約４時間、ポプラッドまで行き、タトラ電気鉄道（TEŽ）の山岳電車に乗り換えます。山岳鉄道は１時間に一本なので、余裕をもってでかけたほうがいいでしょう（急行と接続していますが、急行が遅れると先に行ってしまいます）。
山岳電車とはいっても、スイスアルプスにあるような難所を登るわけでも、車窓の眺望が感動的というわけでもありません。それでも山に来たというわくわく感があります。山岳電車は切符を改札機で刻印をします（何度も車内放送されます）。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」（白水社）や「プラハ カフカの生きた街」（パルコ出版）などの著作がある。
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