【スロヴァキア】アーモンド狩り
2013年11月11日
アーモンドの花をこのブログで紹介したことがありますが、秋はその実が熟して食べられる時期です。
木を揺すって落ちてきた実を拾います。ぼとぼとぼとっとたくさん落ちてきます。アーモンドには100種類以上あるといわれていますが、このアーモンドがなんという種類かはわかりません。
実は硬い殻に覆われています。この殻を割って実を取り出すのが一苦労で、叩いたり、つぶしたり、はさんだり、いろいろやってみます。力の加減がむずかしいのです。下手をすると、実が潰れてしまいます。
こうしてなんとか取り出したアーモンドの味は、鮮烈の一言。アーモンドのとても良い香りがします。アーモンドは暖かい地域でつくられるものだとばかり思っていましたが、スロヴァキア産のアーモンドもあなどれません。
リンゴやプルーンなど、実のなる木はよく見かけます。しかし、人びとはあまり興味を示さず、だれも取らずにそのままになっていることが少なくありません。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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