【スロヴァキア】雪のタトラ 4
2015年5月25日
登りは四輪駆動車でしたが、雪が降り積もったことから、下山は雪上車になりました。ますます冒険気分が高まります。
この雪上車、助手席に二人、座れるとのことですが、残りは籠状の荷台に乗ります。床に腰掛けるか、手すりをもって立つのです。
前にブレードがついていて、それで雪をどかしながら、前に進みます。タイアの部分はキャタピラーになっています。乗心地は思ったほど悪くありません。
雪まみれになり、雪山を体感しながら、下山していきます。山を登ってくる強者もいて、途中、何組かのグループとすれちがいました。
速度はなかなか出ず、登りの倍、時間がかかりました。雪上車に乗るなんてはじめてだったので、いちばんのイベントとなりました。
「シレジア小屋」を予約するとき、送り迎えの時間を伝えておく必要があります。なかなか得がたい体験になるかと思います。もちろん雪上車は雪の時期だけです。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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