【スロヴァキア】カジュアルな日本料理屋
2017年6月 5日
ヨーロッパでも日本料理が人気を博すようになりましたが、中心となるのはお寿司や会席です。ラーメンも広まっています。しかし、基本的にはどこも高く、敷居が高いのが一般的でした。
そんななか、ブラチスラヴァの旧市街に新しくできた「かんさい」という店は、大阪にあるようなお好み屋さん感覚です。名前の通り、店のコンセプトは関西へのこだわりなのがおもしろいところで、また値段を安く抑えているのがなによりの特徴です。
たとえばお好み焼き5ユーロ、焼きうどん6ユーロ、カレーライス5ユーロという感じなのです。どれもボリュームたっぷりで、一皿でおなかいっぱいになります。メニューには値の張るお寿司もお刺身もなく、いちばん高いのは8.5ユーロのとんかつカレーや牛丼です。
旅行中、日本食が恋しくなっても気軽にふらりと立ち寄れるのは貴重かと思います。留学生にも人気を集めそうです。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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