【スロヴァキア】自動販売機事情
2017年7月10日
スロヴァキアの町中には清涼飲料水の自動販売機がほとんどありません。あるとすれば駅、学校、それに役場くらいでしょうか。
役場に自販機があるのは待ち時間が長いためです。滞在許可の申請や更新のため、長時間、待たされる外国人警察にも当然のようにあります。
学校は飲み物のほか、スナック菓子が自販機で買えます。購買の代わりです。大学の自販機にはビールも各種、並んでいます。このあたりは日本とは事情が異なるところでしょう。
写真の自販機はとてもいかついですが、屋外の建設現場におかれていました。「カプチーノ」「ココア」「コーヒー」「お茶」と横書きされています。コイン投入口のところが錆びているのは、硬貨がはじかれてしまうとき、みながこするからです。
こうした無骨なデザインのものが少なくなり、洗練された自販機とどんどん入れ替わっています。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
投稿についての注意事項
- このブログへのご質問については、内容によってお答えできない場合や、回答に時間がかかる場合があることをご了承ください。