【スロヴァキア】宅配ロッカーの広がり
2023年1月30日
ときどき欧州の国々での郵便や宅配便のトラブルがSNSで話題になります。
スロヴァキアでは宅配便の配達前に、まずメールやSMSが届いて「○日の○時~○時に伺う」との連絡があり、さらに配達の直前、ドライバーが在宅を確認する電話をしてきます。こうして無駄が出ないようにしているわけです。
郵便の場合は配達されるケースと、郵便局まで取りに行くケースがあります。取りに行く場合は黄色い紙がポストに入っています。なにが両者を分けるのか曖昧な部分もありますが、大きな小包は届けてくれることが多いです。
近所のピックアップポイント(ガソリンスタンドやカフェなど)に預けるようにしたり、「アルザボックス」と呼ばれるロッカー(スーパーの横などに併設されている)にすると送料が少し安くなったりします。
ロッカーは郵便局をはじめ他業者も参入し、広がりを見せています。小さな荷物ならロッカー式がいちばん気楽かもしれません。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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