【スロヴァキア】建て替えが進むバス停
2023年5月29日
社会主義が終わって30年以上が経ち、当時、つくられたものの老朽化が目立つ施設がブラチスラヴァの街のそこかしこにあります。
このところ何年かをかけて建て替えが進んでいるのがバス停です。鉄を溶接してつくった無骨でずっしりしたデザインが特徴ですが、錆による倒壊の怖れがあるからでしょう。
新しくできるバス停は、すっきりしたデザインで、次のバスがあと何分で来るかがわかる情報案内板も設置されるところもあり、ずいぶん便利になりました。バス停の壁に貼られた時刻表をチェックしなくてもすみます(悪戯ではがされていることも多いです)。
雨よけとベンチ(もちろん「排除ベンチ」ではありません)があるほか、側面に広告を掲示するスペースがあります。時刻表と「煙草禁止」という表示しかなかったのに比べ、情報量が格段に増えました。
写真は新しいタイプのバス停。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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