【スロヴァキア】ワインの高騰
2023年7月10日
ウクライナへのロシアの侵攻を機に、いろんなものが値上がりました。パンなど毎日食べるようなものも例外ではありません。
侵攻から1年経ち、ガソリンの値段が侵攻以前にまで戻ったのもあり、モノの値段がだいぶ落ち着いてきました。売り出しで元の値段になる事例も少なくなく、チラシを欠かさずチェックしています。考えることはみな同じで、すぐに売り切れます。
お酒をまったく飲まなくなって10年弱になるので気づくのが遅れましたが、ずいぶん上がったと最近、思ったのがスロヴァキアの特産品であるワインです。家庭用で消費される安いクラスのものが総じて上がり、底上げされた印象です。
もともとが安すぎたのもありますが、下手すると日本のほうが安いものが見つかるかもしれません(ユーロ高の影響で余計にそう感じるのもあります)。それでもきっといまでも産地に足を運ぶと、安くておいしいワインに出会えると思います。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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