【ハンガリー】ラベンダー祭
2023年7月17日
中欧最大の湖であるバラトン湖に突き出た半島のような場所にあるティハニで開かれたラベンダー祭に行ってきました。
ティハニとラベンダーの関係は当地にある修道院と関わりがあるとされ、町おこしとしてはじまったわけではないようで、そのためか欧州各地から観光客が集まり、小さな町はごった返していました。
町外れにラベンダー畑があり、そこで摘むことができます。入場料代わりになる袋を買い、そこに詰められるだけ摘める仕組みです。袋には大と小の2サイズがありました。
行くまで北海道にある富良野のような景観を想像していたのですが、株と株のあいだを人が歩けるように、紫の絨毯になっているわけではありませんでした。まあ、見た目はほぼ雑草で、絵になるわけではなく、観光客は"インスタ映え"するよう、あれこれ工夫して写真を撮っているのが印象的でした。
摘んだラベンダーを家に戻って日陰に干したところ、本当によい香りがするドライフラワーになりました。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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