夏の終わりを伝える風景
2021年8月23日
韓国料理に欠かせないコチュ（唐辛子）。調味料として使われる赤唐辛子の収穫は、だいたい７月末から10月初めといわれています。
毎年、今の時期になると釜山郊外で見かけるのが、夏に収穫した唐辛子を軒先で日陰干しにしたり、路上に広げて天日干しにする風景です。田舎に行くと自動車のボンネットに並べている家もあり、なんとも微笑ましい気持ちになります。
毎年、今の時期になると釜山郊外で見かけるのが、夏に収穫した唐辛子を軒先で日陰干しにしたり、路上に広げて天日干しにする風景です。田舎に行くと自動車のボンネットに並べている家もあり、なんとも微笑ましい気持ちになります。
スーパーや市場には常時、コチュやコチュカル（粉唐辛子）が並んでいますが、市場の店先に新しいコチュが並び始めると、そろそろ秋だなと感じます。先週、慶州の友人から届いたコチュを干す写真を目に、そんな市場の様子を想像しています。
☆軒下で唐辛子を半日陰干し。韓国らしい、のどかな光景（写真／崔海鯨）
☆その大きさと、鮮やかな朱色に目を奪われます（写真／崔海鯨）
☆釜田市場で山積みで売られるコチュ。辺りには辛い匂いが充満していました
- 桃井のりこ
プロデューサー・編集者。
2009年より「勝手に釜山PR大使」として活動を開始、2010年秋には釜山広域市より表彰を受ける。
フリーペーパー「釜山びより」「大邱びより」発行人。
小牧生まれの札幌育ち、東京在住。現在は東京と釜山を行ったり来たりの生活で、そして、マッコリが大好き。
