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釜山のミルミョン!

2022年5月13日

釜山の週間予報を見ていると、最低気温15度、最高気温23度くらいで湿度も快適、晴れの日がしばらく続くようです。今年も「ミルミョン」が食べたい季節となりました!
ミルミョンはデジクッパと並ぶ釜山人のソウルフード。暑い季節はミルミョン、寒い季節にはデジクッパがさらにおいしく感じられます。ミルミョンは冷麺の一種ですが、その違いは麺にあり、ミルミョンは小麦粉、冷麺は蕎麦粉やでんぷん(サツマイモ、ジャガイモ)を主原料としています。そのため、ミルミョンは冷麺よりも麺がやわらかく、さらりとした食感が特徴です。自家製麺が自慢のミルミョン専門店も目立ちます。
その昔、ミルミョンの価格は4000〜6000W程度でした。最近では、海雲台の亀南路周辺だと9000Wという食堂もあり、時の流れを実感します。北区在住の友人の近所では6000Wと聞いたので、住宅街ではまだ気軽にミルミョンが食べられそうです。ただ、国際的な穀物価格の急騰もあり、小麦粉を使うミルミョンの値上げは止むを得ないのかもしれません。
釜山で生まれ、人々の暮らしに根づいてきたミルミョン。釜山の友人たちと「ここは安いね!」「ちょっと高いけど、さすがにおいしい」「あの店は安くて、ボリューム満点らしいよ」と話しながら、現地で久しぶりのミルミョンを味わいたいと思っています。

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☆朝鮮戦争下での食糧不足、救援物資の小麦粉で麺を作ったのがミルミョンのはじまりだとか。戦時中の話を祖父母から聞きながら、ミルミョンを食べたという友人もいます
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取材担当プロフィール

桃井のりこ

桃井のりこ

プロデューサー・編集者。
2009年より「勝手に釜山PR大使」として活動を開始、2010年秋には釜山広域市より表彰を受ける。
フリーペーパー「釜山びより」「大邱びより」発行人。
小牧生まれの札幌育ち、東京在住。現在は東京と釜山を行ったり来たりの生活で、そして、マッコリが大好き。

ぶらっ人編集部 @buratto_tabi