蔚山☆壁画の道を発見!
2023年2月14日
蔚山は韓国唯一の捕鯨が行なわれていた地で、南区長生浦は「クジラ文化特区」に指定され、博物館や文化村やイベントでその歴史などを伝えています。少し前にこのブログで「長生浦文化倉庫」(こちらをクリック)を紹介しましたが、その帰り道、長生浦コレ路沿いで「長生昔の道(장생 옛 길)」と書かれた入口を発見。ノスタルジックな雰囲気に惹かれ、ちょっと立ち寄ってみました。ふらりと歩いてみると、捕鯨を行なっていた頃の様子を描いた壁画が並んでいます。どの作品も写真とはまた違う表現力と魅力があり、「ああ、本当にここでクジラを捕っていたのだな」と心にじわりと響いてきました。
長生昔の道は、クジラ文化特区の中心の長生浦クジラ博物館から歩いて10分ほどの近さ。穴場的な気分も楽しめるスポットとしてもおすすめです。
◉釜山から蔚山へは高速バスや東海線(広域電鉄)で約1時間。東海線の太和江駅からバス808番利用(長生浦クジラ博物館下車)
◉釜山から蔚山へは高速バスや東海線(広域電鉄)で約1時間。東海線の太和江駅からバス808番利用(長生浦クジラ博物館下車)
☆長生昔の道の入口。すでにどこか懐かしい空気が漂います
☆この壁画は捕鯨の舞台となった、昔の長生浦の風景
☆住宅の壁には、波の中を進む捕鯨船の様子が。色使いにも味があります
☆捕獲した巨大なクジラを人々が取り囲んでいる光景
☆周辺には、クジラ以外の壁画も点在。野球を楽しむ少年たちにほのぼの
☆桜の花と建物の薄紫色や青色が華やかな気持ちにさせてくれます
☆表通り(長生浦コレ路)の道標もクジラの形をしています
- 桃井のりこ
プロデューサー・編集者。
2009年より「勝手に釜山PR大使」として活動を開始、2010年秋には釜山広域市より表彰を受ける。
フリーペーパー「釜山びより」「大邱びより」発行人。
小牧生まれの札幌育ち、東京在住。現在は東京と釜山を行ったり来たりの生活で、そして、マッコリが大好き。