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デジクッパで元気倍増!

2023年11月 6日

釜山の人のソウルフード「デジクッパ」と「ミルミョン」。どちらも大好きなメニューですが、やはり寒くなってくるとデジクッパを食べる機会が増えます。
デジクッパは豚骨を時間をかけて煮込んだスープで、ごはんとともに味わいます。白濁したスープには薄切りの豚肉がたっぷり入っていて、食べ応えも十分。食べているうちに身体も温まり、心身ともに元気が出てきます。豚骨の栄養分を抽出したスープには、コラーゲンやミネラルも豊富です。
さて、デジクッパ専門店といえば、1996年から釜山博物館近くで営業する「サンドゥンイデジクッパ本店」が有名です。すぐそばにも店舗があり、その人気ぶりがうかがえます。そして、海雲台亀南路の「密陽スンデデジクッパ海雲台本店」は観光客にも行きやすく、休みの日には行列もできています。また、デジクッパの名所「西面デジクッパ通り」には、「松亭3代デジクッパ」や「浦項デジクッパ」などの有名店が並んでいるので、直感で店に入っても安心です。私は市場にある昔ながらの食堂で、地元客のふりをして(?)、デジクッパを食べるのも好きです。
デジクッパの料金ですが、最近はだいたい8000〜9000ウォンで、場所や店により多少前後します。一人でも気軽に食べられる釜山の味、秋冬の釜山でお試しください。

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★肌寒い雨の日に食べたデジクッパ。基本はスープにごはんを入れますが、ごはんは別で食べる人もいます。私はごはんは別派です

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★スンデ(豚の腸詰)入りデジクッパ。スンデは鉄分とビタミンBが豊富だといわれ、女性にも人気があります
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取材担当プロフィール

桃井のりこ

桃井のりこ

プロデューサー・編集者。
2009年より「勝手に釜山PR大使」として活動を開始、2010年秋には釜山広域市より表彰を受ける。
フリーペーパー「釜山びより」「大邱びより」発行人。
小牧生まれの札幌育ち、東京在住。現在は東京と釜山を行ったり来たりの生活で、そして、マッコリが大好き。

ぶらっ人編集部 @buratto_tabi