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スープカレー

2008年12月26日

  10年ほど前、東京の出版社へ定期打合せに行ったとき、「スープカレーのガイドブックを作りませんか?」と提案。すると「何ですか、スープカレーとは?」と返されビックリ。「誰かスープカレーって知ってる者いるかー?」という編集者の声に、編集部一同、目がテン状態。誰一人スープカレーを知る者はいなかったのだ。その状況を見てボクは、初めてスープカレーが札幌独自の食べ物、または少なくとも全国区の食べ物ではないということを知ったのだ。早速、東京の大型書店を見て歩き、カレーに関する本を数冊購入。その当時は、札幌のスープカレー店ののれん分けみたいな店を含め2、3軒のスープカレー店が東京に存在しているだけのようだった。

 ボクが高校生のころの人気TV番組の一つに「ぴったしカンカン」という若き日の久米宏さんが司会を務めるバラエティー番組があった。その番組の中で、超激辛カレーを食べた人が身体的にどのような反応を示すか?というクイズがあり、正解は「耳が痛くなる」というものだった。耳が痛くなるほどの超激辛カレーを今まで食べたことがないので、その真相は分からないが、何れにしても食べ物だけにあまりにも辛いのは、体に良いとは思えない。何事もほどほどにということだと思う。

 さて、ボクがスープカレーと初めて出会ったのは今から30年ほど前、20歳くらいのときだ。「アジャンタインドカリ店」といえば、札幌では知らない人はいないというほどスープカレーの元祖的存在として有名だ。まだ世の中にスープカレーという呼び名が誕生する以前の創成期ともいえそうなその頃、この店でその奇妙なコンソメスープのようなカレーをご飯にかけて食べたのだ。「メチャ変わったカレーだな」というのが、ボクの初めてのスープカレー体験の感想。そしてそれから2、3年後、TVドラマ「カレーライス」(脚本倉本聰、主演時任三郎)が放送され、キャンペーンの一環として、北海道のおいしいカレー屋さん投票というコンテストがあり、当時、輝ける第1位になったのがこの店「アジャンタインドカリ店」なのだ。当時は圧倒的にルーカレーの時代だったため、スープカレーを出していた店は、このアジャンタ以外に2~3軒しかなかったのである。それが今では札幌市内に数百軒、道内地方都市にもスープカレーの店が数軒見られるようになったのである。


  こうひいはうす内観.jpg 

 

こうひいはうす料理.jpg

  そんな歴史のあるスープカレー店の中で、最も通好みの店として知られるのが「こうひいはうす」(札幌市中央区南20条西15丁目)。1976年にオープンしたというから、札幌のスープカレー店の中で最も古い。店名からすると、カレーのカの字もないため、知る人ぞ知るカレー店なのだ。アンティークなムードの店内にBGMはジャズ。900円から1000円位のプライスが普通になってきているマーケットの中で、この店のカレーはちょい安めで、クセになる味の中毒性のあるカレーなのだ(おまけに薬味もうまい!)。いろいろなカレーを食べてきたが、この店のスープカレーがボク的には一番好きなのだ。

 それにしてもここ数年で、スープカレーのマーケットは大幅に広まり、おいしいカレー屋さんが増えた反面、どこか今一つの店は、次から次と無くなっていった。取材をして、ガイドブックに掲載しても、1年後に取材に行ったらすでに店を閉めていたというケースは少なくないのだ。ライスをスープに浸して、ある意味リゾットのような間隔で食べるスープカレー。札幌に旅行に来たら、このスープカレーを食べていなければ、北海道の味覚を満喫したとは言えないかもしれない。

※今回は写真が少なかったので、12月26日猛吹雪の後の札幌都心・当社前からの写真

IMG_1990.jpg  IMG_1991.jpg


 

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取材担当プロフィール

浅井 精一

いつのまにかすっかりオヤジになってしまったことに気がついた昭和34年生まれの男。函館出身で母校の函館西高の大先輩が北島三郎、一年後輩が辻人成(といっても面識は無い)。札幌の大学を卒業後、タウン誌編集や10年以上ホテルマンを経験するなどして、現在は編集プロダクション(株)カルチャーランド(札幌・社員24人)代表。手塚治虫マニアであること、昭和40年代のプロレスファンであることで、ごく一部に有名。

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