3月はまだ遠い春を待つ札幌なのだ
2019年3月19日
3月中旬は北海道と本州の気候の違いを最も感じる時期だ。東京へ行くと今にも桜が咲きそうなポカポカ感。
北海道は雪がまだ溶けきれないばかりか、突然雪が降り出したりすることもある。
空を見上げてもどんよりとした曇りの日が多い。もちろんストーブもつけたままだ。
因みに昨年は12カ月でストーブを使用しなかったのは8月だけという家も珍しくないのだ。
そんな今ひとつの天候の3月の札幌なので、外で撮影した写真がどんより暗く申し訳ない。
当社のすぐ側にある北海道公立大学法人札幌医科大学とその附属病院のところを散歩してみた。
大学の住所は札幌市中央区南1条西17丁目。1950年に44人の生徒でスタートした大学だ。
作家の渡辺淳一が卒業し、同大学の助手や講師をしていたことでも知られている。
また、彼の作品「小説・心臓移植」の題材にもなった和田寿郎教授による心臓移植は、
札幌医科大学を広く世間に知らしめた出来事だった。
札幌の街中から徒歩約15分、札幌医科大学の横には小さなカワイイ散策路があり、
札幌医科大学附属病院への通り道にもなっているため、歩いて病院へ行く人たちや、
ここのベンチでお弁当を食べている人も見かける。
そしてここから西に少し歩くと、札幌の人たちが裏参道と呼ぶ道に入る。
この道は物販店や飲食店が並ぶ通りで、札幌の高級住宅地・円山エリアと呼ばれているところでもある。
この道も散歩するのには悪くないのでよく通る。
今日この道を歩いているのは午前11時、ふと前を見ると、
札幌ではそんなに多くないお店の前に人が並んでいるシーン。
これはいったいと思いよく見てみると「まるやまめろん
本格めろんぱん専門店」(中央区南1条西22丁目)。
ネットで調べると今年の1月にオープンしたお店らしい。
厚皮めろんぱん(310円税込)、めろんクロワッサン(360円税込)とあり、
これは食べてみたい光線発射!という勢いになりそう。
しかし、並ぶのはあまり好きではなく、先を急いでいたこともあり、
また今度と後にした。待っていてくれめろんぱん、必ず僕は戻ってくる!と残雪の道を急いだのだった。
- 浅井 精一
いつのまにかすっかりオヤジになってしまったことに気がついた昭和34年生まれの男。函館出身で母校の函館西高の大先輩が北島三郎、一年後輩が辻人成(といっても面識は無い)。札幌の大学を卒業後、タウン誌編集や10年以上ホテルマンを経験するなどして、現在は編集プロダクション(株)カルチャーランド(札幌・社員24人)代表。手塚治虫マニアであること、昭和40年代のプロレスファンであることで、ごく一部に有名。
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