日本海をバックにカツカレー三昧
2019年7月26日
「ヤバイ!」僕の自慢のガラケーでも、ここでは電波が悪すぎて、電話をかけることもメールを送ることもできない。
札幌から車で2時間半、小樽に始まり稚内まで海岸を走る道「オロロンライン」。
増毛町、留萌、小平(おびら)町と並ぶこのエリアに札幌から直行。
小平町にある牧場の取材に向かった。
つながりの良さで定評のある僕の古いドコモのガラケーも、
小平町に向かう山の中では何の役にも立たず、しばし呆然。
それでも10分程度走っていたら何とか復帰し、電波がつながることに感謝感激。
無事取材を済ませた後は、留萌を通過してかつてニシン漁で栄えた増毛町へと向かった。
小学4年生のときに生まれて初めてカツカレーを食べた。
母親が作ってくれたものだったが、カツカレーという偉大なるその存在をそのとき初めて知ったのだ。
それから約半世紀たっても、カツカレーはやはり大好物。
「ありがとうカツカレー!」と言ってしまうのだ。
そんな大好物のカツカレーに、この日本海の磯の香りがするこの増毛で、よもや出会うことになるとは予期せぬ幸運。
日本海を一望できる小高い丘の上に建てられた
ログハウス風の「ポルク」(増毛町見晴町1058-11、TEL 0164-53-3485)というカフェでは、
地元でとれた魚介類を中心に盛り付けた「シーフードカレー」(790円)が人気だ。
日本海を背に、このシーフードカレーを自分自身の中性脂肪の高さを気にしつつ食べる。
80歳まで働くと豪語している僕だけに、多少は食生活を気にしながらもこのカツカレーを見逃すことはできないのだった。
- 浅井 精一
いつのまにかすっかりオヤジになってしまったことに気がついた昭和34年生まれの男。函館出身で母校の函館西高の大先輩が北島三郎、一年後輩が辻人成(といっても面識は無い)。札幌の大学を卒業後、タウン誌編集や10年以上ホテルマンを経験するなどして、現在は編集プロダクション(株)カルチャーランド(札幌・社員24人)代表。手塚治虫マニアであること、昭和40年代のプロレスファンであることで、ごく一部に有名。
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