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サンゴを守ろう!

2012年5月26日

 

梅雨とはいえ、晴れた日も多い沖縄です。4月にビーチも海開きしましたが、梅雨が明けるともうすぐ本格的な夏がやってきます。

 

 

沖縄は周りをサンゴ礁のとても美しい海に囲まれていますが、最近は、開発による環境破壊、地球温暖化、人が増えすぎたビーチなどもあり、サンゴが傷つき、壊滅的な被害を受けている地域も多くあります。沖縄の魅力の一つは、世界有数のダイビングやシュノーケルを楽しめる美しいサンゴ礁の海でもあり、この美しい海を次世代にも残したいということで、サンゴを守る運動があちらこちらで行われています。

 

 

今回、ナイナイの岡村さんと松雪泰子さんが主演されて話題になった映画「てぃだかんかん」の主人公のモデル・金城さんのされている「さんご畑」に行ってきました。http://www.sangobatake.jp/

 

 

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ここに行くには、読谷村のリゾートホテル「日航アリビラ」のすぐ隣の施設「Gala青い海」に車を停めてチケットを購入し、徒歩3分くらい。坂を下っていきます。高台から見える海もとてもきれいです。ここの施設は、「テンペスト」のロケ地にもなったそうです。

 

 

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受付で、Galaで購入したチケットを渡して、中に入ります。中は、いくつかの池にわかれていて、それぞれサンゴを育てたり、お魚がいたり、水族館とはまた違って自然に近い姿を見ることができます。

 

 

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「サンゴの幼稚園」では、新鮮な海水を流してサンゴの赤ちゃんを育てています。

 

 

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一番奥にある大きな池は、サンゴがとても順調に育っていて、魚もたくさん。上から見ても色とりどりできれいなサンゴたちです。そして、横からアクリル越しに見えるようになっているので、海の中から見ているような感じを楽しめ、ずっと見ていたい気持ちになります。すぐ前にある本物の海とのコントラストも最高!
昔はどこにでもあった沖縄のサンゴの海がここに再現されています。いつかまた沖縄の海はどこもこういうサンゴがいっぱいの海になるといいなあと思います。

 

 

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1日3回、1時間かけて説明してくれるツアーも開催されていて、自分たちだけで見て回るより、サンゴや海のことを詳しく教えてくれ、より楽しめると思います。時間が合えば、ぜひ申し込みを!!

 

そして、もう一つ、少し前の話ですが、夫がサンゴの植えつけダイビングに参加したので、その体験を紹介します。

サンゴの植えつけを申し込んだのは、「チーム美ら(ちゅら)サンゴ」http://www.tyurasango.com/ こちらは恩納村で行われています。

 

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サンゴの植えつけを行う前に、まずは陸上で入念なレクチャーを受けます。土台になる台座にサンゴを固定して、植えつけの準備をします。

 

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そして、実際に海に入ってサンゴの植えつけ。各サンゴには番号が振られ、自分たちの植えたサンゴがどう成長していくか、今後も見られるようになっています。

 

 

 

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順調に育ったサンゴは、これから6月ごろの満月ごろの夜、一斉に産卵を行います。サンゴの産卵を見るナイトダイビングも行われていて、感動的なシーンが見られることと思います。

 

 

 

 

海を守るためには、サンゴの養殖だけでなく、ビーチクリーンの活動、啓蒙活動など、いろいろな団体がさまざまな取り組みを行ってますが、サンゴが大きく育って行くには、長い年月がかかります。でも、逆に壊れるのはあっという間。でも、サンゴの上に立ったり、踏んで歩いていく人も多く、また、注意しても聞いてくれない人もいて、とても悲しく思います。

海では、ゴミを持ち帰ったり、魚に餌付けなどをしないことだけでなく、自然のビーチではサンゴが足元にあることも多いので、サンゴを踏まないように気を付けて、沖縄の海、自然を楽しんでくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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取材担当プロフィール

田辺 里美

南国リゾートが大好きで、2002年に家族で沖縄に引っ越し。
本島内を中心にくまなく遊びながら情報提供しているうちに、観光関係(特に家族旅行)を中心としたライターの仕事も受けるようになる。
趣味はシュノーケルと食べ歩きと旅行。食べ歩きのせいか、どんどん横に大きくなるのが悩みの種。離島へのミニ旅行が楽しみで、特に宮古島と阿嘉島が好き!
息子たちが巣立った後は、夫と小さい民宿を開くのが夢。

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ぶらっ人編集部 @buratto_tabi