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古き良き沖縄の離島・渡名喜島

2019年9月30日

沖縄にはたくさんの離島があり、それぞれに特徴がありますが、今回は古き良き沖縄そのものを感じられる渡名喜島を紹介します。
渡名喜島へのアクセスは、1日1便のフェリーのみ。那覇から約2時間、または久米島から約1時間半。時間的に、基本的には日帰りはできず、宿泊予約がないと島に行くことはできませんが、島にはホテルはなく、民宿が3つのみ。そのため、観光客も少なく、とても静かで穏やかでのんびりした島です。(4-10月の金曜日のみ約5時間滞在の日帰り可)

島が近づいてくると、海の色も変わってきて、山の緑と浅い水色と濃い青のコントラストがとてもきれい。
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赤瓦の港のターミナルが見えてきます。
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人口400人ほどの小さな島にある集落は一つだけ。昔ながらの赤瓦の家が点在する集落は、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定を受けており、白砂の小路にふくぎの木が並び、車もほとんど通らない道は、のんびりとお散歩するのに最適です。
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夜は小路がフットライトでライトアップされ、幻想的な雰囲気が味わえます。
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集落から徒歩で行けるあがり浜。トイレ、シャワーもあり、700m続く自然のビーチは、波も穏やかで遠浅で海水浴に最適。透明度の高いビーチはほぼ貸切状態です。
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集落以外は、かなりアップダウンがあり、自転車や徒歩で1周するのはとても大変ですが、車で展望台に上がると、すばらしい風景が見られます。
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海水浴のできるあがり浜以外に、アンジェーラ浜や小さい浜もあり、満潮の時のアンジェーラ浜では、高い確率で、上からウミガメが泳ぐのを見ることができます。
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渡名喜島の一番の魅力は、素朴で観光化されていないことかもしれません。ホテルも大きなお店もなく、観光客もまばら。昔ながらの沖縄の風景の中で、いろいろなことから解放されて、時間を忘れてのんびり過ごすのが一番。ビーチまで散歩したり、港で魚や星空を見たり、徒歩でぶらぶら歩いて回れるのも魅力的。集落を歩いているとみんなが挨拶をしてくれ、地域の人の温かさにふれ、穏やかな気持ちで過ごせます。民宿も古民家をそのまま使ったりしているので、設備などが整っているわけではありませんが、おばあちゃんちに遊びに行ったような懐かしさを感じます。
お土産も、島で作ったもちきびや島ニンジンを使ったお菓子で、とにかくすべてが素朴。渡名喜島のパンフレットには「温もりの海郷(さと)」と書かれていますが、それをしみじみと感じる島です。

*フェリー情報:朝那覇発のフェリーのため、前日は那覇、泊港近くに宿泊することをお勧めします。また、フェリーは休憩スペースが広く、枕や毛布も準備されているので、寝ながら行くことができます。
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渡名喜島の情報はこちら→http://tonakijima.sakura.ne.jp/
ターミナルの食堂は昼食時間のみの営業、お土産が買えるターミナルの売店は那覇行きのフェリーの30分前に開店。食堂や売店は営業時間や営業日がそのときによるので、宿の人などに確認しながら動くのがいいと思います。
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取材担当プロフィール

田辺 里美

南国リゾートが大好きで、2002年に家族で沖縄に引っ越し。
本島内を中心にくまなく遊びながら情報提供しているうちに、観光関係(特に家族旅行)を中心としたライターの仕事も受けるようになる。
趣味はシュノーケルと食べ歩きと旅行。食べ歩きのせいか、どんどん横に大きくなるのが悩みの種。離島へのミニ旅行が楽しみで、特に宮古島と阿嘉島が好き!
息子たちが巣立った後は、夫と小さい民宿を開くのが夢。

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ぶらっ人編集部 @buratto_tabi