大浪漫ヒマラヤ横断の旅
2011年11月 8日 海外
みなさま、こんにちは エミリーです。
私の久しぶりの添乗は「チベットからネパールへ ~大浪漫ヒマラヤ横断の旅~ 11日間」です。
10/18から4名のお客さまとご一緒してきました。
日本を出発した日は、四川省の成都に宿泊。
2日目に、チベット自治区のラサへと国内線で移動します。
ラサは、標高3650mにある町。空気中の酸素が少ないようで、若干頭がボーっとします
でも、今回のツアーは大丈夫。チベット滞在中は、現地のお医者さまロチュー先生が同行です。
毎日2~3回血圧測定、パルスオキシメーターで血中の酸素濃度を調べて体調管理バッチリ!
今回のツアーでは、高度順応も兼ねて3泊ラサに滞在し、ゆっくりと観光しながら体を慣らしていきます。
ダライ・ラマの夏の宮殿・世界遺産ノルブリンカ。
天空の宮殿・世界遺産ポタラ宮。
こんな急な階段を深呼吸をしながら、ゆっくりと上って観光します。
問答の寺・セラ寺では、中庭での問答修行の様子を見学。
けんかしているのか、遊んでいるのか・・・と思ってしまいますが、これも修行だそう。
通常の観光ツアーではなかなか行かないサンゲ・ドゥングにも訪問。
五体投地というチベット式の礼拝をしている人がたくさんいます。
チベットの人たちの信仰の深さを感じます。
巡礼の人たちに混ざり、ポタラ宮の周りを一周歩きました。
これもコルラと呼ばれる巡礼です。一回転させると1回経文を読んだことになるマニ車を
回している人もたくさんいます。
世界遺産ジョカン寺。
ここで、チベットでのお食事を一部紹介します。
山岳高地に生息するヤク(チベット牛)のお肉がよく出てきます。
牛肉に似ていて食べやすい味ですよ。川もあるので、もちろん魚もあります。
基本は中華料理ですが、割に薄味のものが多かったようです。
ラサ郊外の民家訪問をして、家庭料理(お正月料理)をいただいたことも。
チベッタン鍋は、独特の形の鍋です。
5日目、4WD車2台に分かれいよいよヒマラヤ横断のスタートです。
運転手さん2人と、お医者さん、現地ガイドの潘さんのスタッフオールキャスト☆
標高4250mに位置するヤムドク湖。この色!自然の色です。
ギャンツェの白居寺(パンコル・チョーデ)は、チベット最大の仏塔を持つことで知られています。
シガツェは標高3900mにあるチベット第二の都市。
パンチェン・ラマの居城タシルンポ寺院。敷地内には数多くの僧殿が建っています。
6日目、今回走り抜けている道は、ラサからカトマンズを結ぶ中尼公路(フレンドシップハイウェー)。
上海から伸びているG318国道の一部です。国道の全長は、5476km!!上海から5000km地点にて。
そして、どこかで見たこの景色。弊社の募集パンフレットに掲載した写真の風景!
(この景色では、お客さまよりエミリーが興奮!)この道をずっと走りました!!
そして5117km地点付近。いよいよ、エベレストの姿が!!感激の皆さまの後姿も!
7日目は降るような星空の元、まだ暗い朝7時に出発し、ヒマラヤにあたる朝日観賞。
標高5220mのエベレストベースキャンプまで行きました。
4WD車なら、ここまで車で行くことができます。(歩かないでも行けちゃいます)
車窓から自転車で進む欧米の人たちの姿も見かけました。
ちなみにエベレストは英語、中国語ではチョモランマ、ネパール語サガルマータといわれています。
8日目はシシャパンマに当る朝日を拝みました。
そうして、いよいよ陸路にて中国・ネパールの国境へ。
この国境で、ガイドさんと乗ってきた4WD車とはお別れです。
国境の橋を歩いて渡ると・・・ネパール側のガイドさんが待っていました。
ネパール側の国境の町コダリは標高1740m。もう、高山病の心配もほとんどなくなりました。
とたんに、食欲が増したような・・・(*^_^*)
ネパールでは、世界遺産の街、バクダプールを徒歩観光。
ちょうどネパールでは、秋のお祭りの期間中。
たくさんの人が繰り出していました。マリーゴールドの花輪をかけた犬や、マリーゴールドで
きれいに飾ったお店など街の雰囲気も賑やかです。
ヨーグルトの王様ズーズーダウ。大好評でした(^_-)-☆ バクダプールの名物です。
首都カトマンズの中心部は、まっすぐ進めないほどの人出。
せっかくの市場も買い物どころではなく、はぐれないように前に着いていくのに必死!
生き神様クマリの暮らす「クマリの館」。カトマンズのダルバール広場にあります。
飾り付けをしたホテルのロビー。宿泊の翌日は、ネワール族のお正月で新年を迎えるそうです。
カトマンズでは、伝統舞踊を見ながらネパール料理の夕食を楽しみました。
10日目、カトマンズから飛行機でラサへ。
運良く窓際の席を取れ、エベレストを望むマウンテンフライトになりました(^_^)v
4WD車で3泊4日の行程も、飛行機では1時間少々。
この日は、成都で一泊。
11日目に予定通り、帰国しました。ご一緒くださったタフで明るい4名のみなさま、ありがとうございました。
長いブログになってしまいましたが、11日間のヒマラヤ横断の様子を感じて
いただけたら、嬉しく思います。お付き合いありがとうございました。
2012年の海外新コースも続々発表中です。こんなところ行ってみたい、なんて所がありましたらぜひぜひご意見をお聞かせください。
- エミリー
エミリーです。笑顔との出会いと土地のおいしいものを食べる時に旅の幸せを感じます。添乗に出る時は、ミラーレスカメラ一眼で写真を撮ることも。カメラを向けたらぜひ笑顔で返してください。国内・海外のクルーズにもはまっています。
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添乗やプライベートで年間20回ほど渡航し、その中でも韓国は150回以上! 夢は韓国系航空会社の機内誌にコラムを書くこと。それなりの“ネタ”をたくさん持ってます!
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