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「昇龍道」春夏秋冬さすらい旅

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北陸路、越前・武生「むかしまち」めぐり

2015年2月27日

福井市内に滞在中、地元の知り合いから「武生(たけふ)の古いまちの感じもいいですよ。」と聞き、ぶらり武生へ。
特急しらさぎ号が停車する駅だから米原から金沢、富山方面へ行くときに何度もその駅名だけは聞いていたが、
そんな趣のあるまちだとは知らず、いつも素通りで、降りて歩こうと思ったことはなかった。
行ったことのないまちだからこそ、そのまちのイメージを知らないからこその心の高揚感、それがさすらい旅の原点でもある。
 
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駅を降りると観光案内所がすぐにある。
まだ営業時間前だったけど、親切にパンフレットだけは置いてあり、「むかしまちあるき」というガイドを手にまち歩きをはじめた。
 
見所は大きく「蔵の辻」、「寺町」、「タンス町界隈」の3つののゾーンに分かれる。
ガイドは分かりやすく、ポイントもうまくまとめられている。これ一冊あれば十分である。
 
戻らなければいけない予定の時間までちょうど2時間。
これら3つのゾーンは駅からも近く、連続しており、距離的にもちょうど2時間のまち歩きのイメージができた。
 
まずはガイドに従って「蔵の辻」からスタート。
かつて関西と北陸を結ぶ物流拠点として栄えた武生のまちらしき白壁の蔵の姿。
新しき店舗や飲食店などに中身は変われど、その姿は「むかしまち」の姿だ。
 
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蔵の辻を抜け、寺社仏閣が集積する「寺町」へ。
歴史は古く、奈良時代までさかのぼる。
1300年の時を越え、その姿を残す越前歴史浪漫。
石畳の道や灯籠が当時の趣を醸し出す。
 
 
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再び蔵の辻を抜け、タンス町界隈へ。
明治時代に形づくられたというタンス町通り。
古くからの町屋に、現役の家具店を連ねるまさに職人通りだ。
 
 
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駅に戻る道すがら、まちの風情を味わいながら、商店街を抜ける。
武生出身の絵本画家、いわさきちひろの生家も残され、「ちひろの生まれた家」記念館として公開されている。
ちひろの素朴なイメージもこのまちに合っている。
 
 
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商店街には古い建物や古くからの看板などが各所に残されており、さながらまちなか博物館として楽しめる。
 
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ぐるり「武生のむかしまち」を2時間のウォーキング。
北陸路への旅の途中でぶらり立ち寄るにはいいまちだ。
 
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取材担当プロフィール

田中 三文 (たなか みつふみ)

愛知県豊橋市生まれ。
出版社勤務を経て、現在は三菱UFJリサーチ&コンサルティング 政策研究事業本部 上席主任研究員。
愛知大学地域政策学部非常勤講師(観光まちづくり論)
地域を盛り上げる観光事業や集客計画など、手がけてきたプロジェクトは数知れず。
2012年より2014年まで昇龍道プロジェクト推進協議会・台湾香港部会長を務め、
同エリアのインバウンド促進計画や外国人受入環境整備などにも力を注いでいる。
旅と写真とロックを愛する仕事人で、公私ともに、さすらいの旅人として各地を巡っている。

「昇龍道(しょうりゅうどう)」とは?

日本の真ん中に位置する中部北陸地域の形は、能登半島が龍の頭の形に、三重県が龍の尾に似ており、龍の体が隈無く中部北陸9県を昇っていく様子を思い起こされることから同地域の観光エリアを「昇龍道」と呼んでいます。
この地域には日本の魅力が凝縮されており、中部北陸9県が官民一体となって海外からの観光客誘致を促進する「昇龍道プロジェクト」も好調です。このブログでは、「昇龍道」の四季折々の姿を写真と文章で紹介していきます。

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