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「昇龍道」春夏秋冬さすらい旅

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美濃の山城攻めの旅(岐阜県中津川市、恵那市)

2020年5月22日

昨年の夏に美濃の山城を訪れた。岐阜県美濃地方には日本100名城に選ばれている岩村城があるが、2017年には続日本100名城として、苗木城と美濃金山城が選ばれた。これら3つの東美濃の山城は、2017年度に岐阜県選ぶ「岐阜の宝もの」としても認定されている。
昨夏にはこれらのうち苗木城と岩村城の2つの山城を合わせて巡り、戦国浪漫を堪能した。

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中津川市にある苗木城は、木曽川右岸に聳える山城。残された城跡の雰囲気から、岐阜のマチュピチュと呼ばれることもある。城跡にほど近い駐車場に車を停め、城跡まで歩く。途中、かつての苗木城を描いた看板があり、昔の姿に思いを馳せる。

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歩を進めると巨岩と石垣が残された大矢倉跡が現れる。石垣はしっかり残されていて、当時の城の存在感を十分に感じさせてくれる。

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山の頂上になる天守跡に登り、振り返ると、先ほどの大矢倉跡がまさにマチュピチュのような古代遺跡のように見える。

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そもそも岩山に建てられた苗木城であるが、巨岩もそのまま自然のまま利用されているのが大きな特徴である。その巨岩の迫力とともに、この巨岩を生かした城づくりに感嘆する。

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天守跡までは登ることができ、巨岩の周りを歩きながら、城づくりとともに、攻めにくいお城だっただろうと想像する。

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展望台からは美しい木曽川と美濃の山々の風景を見下ろすことができ、美しい風景を後に岩村城に向かう。

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苗木城から岩村城への道中、恵那市の「農村景観日本一」という里山風景を眺める。

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苗木城から岩村城までは車で約40分。岩村城へ行くのは2回目(当ブログ、2017年3月分ご参照)だった。前回は岩村の町から歩いて登ったが、今回は城跡近くの駐車場まで登ったので、前回よりは数段楽に城跡まで着いた。

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夏ということもあり、緑が石垣を覆い、季節による雰囲気の変化も感じた。次行くときには、もうひとつの岐阜の宝ものである美濃金山城も訪れたい。

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取材担当プロフィール

田中 三文 (たなか みつふみ)

愛知県豊橋市生まれ。
出版社勤務を経て、現在は三菱UFJリサーチ&コンサルティング 政策研究事業本部 上席主任研究員。
愛知大学地域政策学部非常勤講師(観光まちづくり論)
地域を盛り上げる観光事業や集客計画など、手がけてきたプロジェクトは数知れず。
2012年より2014年まで昇龍道プロジェクト推進協議会・台湾香港部会長を務め、
同エリアのインバウンド促進計画や外国人受入環境整備などにも力を注いでいる。
旅と写真とロックを愛する仕事人で、公私ともに、さすらいの旅人として各地を巡っている。

「昇龍道(しょうりゅうどう)」とは?

日本の真ん中に位置する中部北陸地域の形は、能登半島が龍の頭の形に、三重県が龍の尾に似ており、龍の体が隈無く中部北陸9県を昇っていく様子を思い起こされることから同地域の観光エリアを「昇龍道」と呼んでいます。
この地域には日本の魅力が凝縮されており、中部北陸9県が官民一体となって海外からの観光客誘致を促進する「昇龍道プロジェクト」も好調です。このブログでは、「昇龍道」の四季折々の姿を写真と文章で紹介していきます。

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ぶらっ人編集部 @buratto_tabi