【チェコ】ティロヴォ広場市場
2019年10月28日
パブロフの犬と関係のあるI.P.パヴロヴァーと、平和広場（ミール広場）の間に、ティロヴォ広場というこじゃれた雰囲気の空間があります。ここには月曜日から金曜日に市場がたちます（11月15日まで。冬期は休み）。
市場は日本人にとってなにより魅力的に見えるもののひとつだと思います。新鮮なものが安く手に入るとのイメージがあるからですが、実際には高くて質が悪く、スーパーで買うほうがいいということも残念ながら少なくありません。
たぶん少しでも稼ごうとしたり、慣れから仕事が雑になったり、そもそも自宅の畑からもってくるので出来がよくないこともあるのでしょう。
その点、ティロヴォ広場の市場は小規模ながらこだわりの主が屋台を構えているのであなどれません。とてもおいしい果物の屋台があったので、連日立ち寄ったくらいです。その日その日で品揃えは変わるのでいつもそうだとは思いませんが、オススメの市場です。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」（白水社）や「プラハ カフカの生きた街」（パルコ出版）などの著作がある。
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