【スロヴァキア】ブラチスラヴァの秋
2019年11月11日
ブラチスラヴァの秋は9月、ブルチャークと呼ばれるブドウのどぶろくのようなものが出回るころからはじまります。収穫祭と大きく謳っているわけではないものの、リンゴ祭りやガチョウ祭りなどがつづきます。
紅葉は10月半ばころからはじまります。黄変するものが多いため、「黄葉」の字をあてがったほうがイメージがわくかと思います。もちろん赤くなる木もあり、黄色のなかで目立ちます。
「はっきりした四季は日本にしかない」とよく言われますが、決してそんなことはなく、チェコでもスロヴァキアでも四季を感じます。ただ夏が短くて冬は長く、春と秋がだらだらつづく感じなのは大きなちがいかもしれません。
今年は「気候変動」が世界的な話題になりました。日本でも大きな台風により河川が決壊して浸水したことが大きな問題になりましたが、ヨーロッパでも各地で洪水や鉄砲水、あるいは大粒の雹による被害が連日のようにニュースになっています。なんだか水が多すぎるようなのです。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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