【チェコ】チェコののど飴
2020年1月20日
欧州は日本に比べて空気が乾燥しているので、のど飴が欠かせません。鞄のポケットにいくつか入れておくと、いいと思います。
チェコののど飴といえば、ハシュレルキーというものです。レシピが生まれたのはドイツのハンブルクらしいのですが、それがウィーンで商品化され、さらに1918年にチェコスロヴァキアが独立したころ、プラハでつくられるようになったとの歴史があります。
漢方生薬でもある甘草が主原料のハーブキャンディーで、やや甘みを強く感じます。ほどよく喉を湿らせるため、乾燥には実に効果的で手放せません。オリジナルのほか、より辛いものや、クロスグリ、青リンゴ、セージ、レモンなどの味があり、砂糖なしのものもあります。
味のちがいによる新製品ラッシュなのですが、いろいろ試してもやはりオリジナルがいちばんハシュレルキーらしく思います。日本へのお土産として、いつも好評です。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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