【香港】洗濯屋さん
2020年8月 3日
旅であれ出張であれ、ちょっと長引けば洗濯という作業が加わります。洗面台を洗い桶代わりに適当に洗って、適当にゆすいで、風呂場などに干すわけですが、なかなか面倒です。
ホテルですとクリーニングサービスがあるものの、下着まで頼むのはちょっとはばかれます。コインランドリーのあるビジネスホテルは便利ですが、時間を見計らって取りに行ったり、それはそれで手間がかかります。
その点、香港でいいなあと思うのが洗濯屋さんです。クリーニング屋さんとちがって1点いくらではなく、重量で頼めて価格もリーズナブルなんです。ホテルにもってきてと頼んでおけば、配達してくれるかもしれません。
できあがった洗濯物は畳んで、大きなポリ袋にまとめて入れて帰ってきます。店の人と顔なじみになって、暮らしている気分も味わえます。外食文化が発展しているのと同じく、洗濯屋さんが繁盛しているのは香港の住宅事情があるようです。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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