【スロヴァキア】インド料理ブーム?
2020年11月30日
ブラチスラヴァの街でインド料理が静かなブームを呼んでいるようで、多店舗展開をはじめた人気店もあります。
インド料理がスロヴァキアで受けたのはどうしてかなと考えると、まずカレーはあまり辛くありません。スパイシーかなと思えるものもありますが、基本、甘口です。
辛いのが好みであれば、辛くして欲しいと注文のときに頼んだほうがいいでしょう。それでも辛くないことがあるので、インドの人にとってオリジナルの辛さというと、うまく通じるときがあります。
人気の鍵はナンにあるのかなと思っています。というのも焼きたてで、しかも「プレーンナン」「バターナン」「ガーリックナン」など好きなものが選べるからです。と言いつつ、お客さんを見ていると、ナンではなく、ライスを選んでいる人が意外に多かったりします。
これだけインド料理屋が流行れば当然、食材を流通させる店ができます。おかげでアジア系の食材がまた一歩、入手しやすくなりました。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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