【スロヴァキア】コロナ第二波
2020年11月23日
スロヴァキアはいまコロナの第二波のまっただなかにあります。9月から徐々に、しかし急激に感染者が増えてきました。そこで緩やかなロックダウンがはじまり、収束をはかっています。
例年、秋からクリスマスの時期、たくさんの観光客でにぎわう旧市街も閑散としています。ほとんど人が歩いておらず、だれかいたとしても足早に通り過ぎていきます。
レストランやカフェはテイクアウトしかできなくなり、土産物屋はお休みしているところがほとんど。クリスマスマーケットも中止です。
それでもたくましく、土産物の代わりにマスクを売ったりして、なんとかがんばろうとしています。観光客しか相手にしてこなかった店が地元の人に目を向けるようになったのは、コロナ禍の大きな変化です。
観光公害と呼ばれる状況がこの小さな街でもあったので、コロナ禍をきっかけに、良い方向に是正していくといいなと思っています。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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