【スロヴァキア】スロヴァキアのベトナム
2021年1月18日
ブラチスラヴァの町外れに、ベトナム街があります。プラハに比べて規模ははるかに小さいものの、独特の、近寄りがたい雰囲気が漂っています。
海外のアジア人街というと、一般にチャイナタウンが知られています。横浜にも中華街があります。しかし、スロヴァキアやチェコには中華料理の店よりもベトナム料理の店が多く、フォーがよく食べられています。社会主義の時代に労働力として送られてきたのが縁の発祥です。
周辺のアパートはベトナム人の住人が多く、ベランダに洗濯が干してあるところにも、アジアを感じさせます(スロヴァキアの人は室内に干します)。
かなり広く、いくつかのブロックに分かれています。とくに案内板はありません。食材などを売る小売店のほか、ベトナム料理屋や中華料理の店があります。おいしいところはとてもおいしいとの噂をスロヴァキア人から聞いています。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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