【スロヴァキア】コロナ禍の1年②
2021年3月 8日
2月に入ってコロナ禍の生活が大きく変わりました。毎週、検査に行くことになったのです。通勤や通学する人がメインで、子どもが学校に通うには同居する親も検査します。一方、近所に買い出しに行くくらいの人は免除されます。
もともと昨11月に世界初となる全国一斉コロナ検査をはじめてした際、毎月、おこなう予定だったのですが、検査キットが確保できないなどの問題から立ち消えていました。
検査を受けると証明書が発行され、常時、携帯する必要があります。証明書は1週間の有効期限で、毎週受けないとなりません。
11月の検査では待ち時間が長かったり、多少の混乱もあったのですが、予約制するなど、すっかり手際がよくなりました。検査会場は地区ごとに整備され、毎日受けられるところと、土日のみのところがあります。検査料は無料です。
ワクチンの接種も12月から順次はじまり、感染の流行をなんとか抑えようと、必死になっています。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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