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【スロヴァキア】消えゆくパサージュ

2022年11月21日

 ビルを通りと通りの抜け道にして形成された一種の商店街のようなものを「パサージュ」と呼んでいます。文字通り「抜け道」であり、「通路」「通り道」の意味です。
slovakia_20221121.jpg
 このパサージュは社会主義の時代の名残を感じさせるところが多く、居並ぶお店もレトロです。婦人服屋さんだったり、食器屋さんだったり、花屋さんだったりして、日本の「昭和の香り」という表現がぴったりきます。

 時代的にもチェコスロヴァキアの社会主義体制は1989年、昭和の終わりに崩壊するのですから重なっているところが興味深いです。観光目線で見るとスロヴァキアらしいお土産物がリーズナブルに見つかる面があり、日本から知人が訪ねてくると案内しています。

 とはいっても普段の暮らしで買い物に行くかというとあまり行かないのもたしかで、そのせいもあって気づくと一軒なくなり、また一軒なくなりといつしかパサージュ自体が閉鎖されていたりします。古き良き時代があるうちにぜひ覗いてみてください。
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取材担当プロフィール

増田 幸弘

1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。

コメント(2)

日本で言う、東京で言えば、日暮里や、西日暮里、浅草みたいな感じなんでしょうか。
一歩、路地に入ると、昭和の香りの店が所狭しと…。

各国、違うようでいて、共通の歴史の激動と共に、
世界は共通の歴史を挟み、動き生きていく感じなんでしょうか…。

何となく、気になる話です。

街角にある歴史的背景…

杏(あん) | 2022年11月21日 04:42

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ぶらっ人編集部 @buratto_tabi