【スロヴァキア】駐車場の優先スペース
2022年12月26日
新しくできたスーパーに出かけたところ、駐車場にこれまで目にしたことのない試みがあるのに気づきました。
優先スペースといえば障害者向けで、車椅子のマークが入っているのは世界共通です。新しい発見はいちばん駐車しやすく、出入りしやすい場所にベビーカーのマークの入ったスペースができたことです。
たしかにベビーカーに乗せるような小さな子どもを連れてスーパーに出かけ、買い物したものを手に出入りするのはなかなかたいへんなことです。子どもがぐずっていたら余計です。
障害者とどちらが優先されるべきかではなく、子育て世代にもきちんと目を向けていると示すことが少子高齢化が進む社会では大切なように思います(スロヴァキアでも少子高齢化が急速に進んでいます)。
周囲のちょっとした気配りで子育てがしやすくなると、自分の子育てを振り返って感じます。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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