【スロヴァキア】身近なウクライナ
2023年1月 2日
ウクライナはスロヴァキアと国境を接しています。昨2月にロシアが侵攻して以来、緊張した日々がこの1年、過ぎていきました。
陸続きであるため、ウクライナのナンバープレートをつけた自動車をよく見かけます(ナンバーは左から略号と国旗で示された国名、登録した市町村や地方名、固有番号の順に並んでいます)。
戦争状態にある国とない国の差はあまりに大きく、これまでと変わらない日常がつづくスロヴァキアに命からがら逃げてきた人がいるのだなと車を見るたびに思います。そして、いつ自分がその立場になるかわからないとリアルに考えてしまうのです。
さまざまな意見や考え方が対立するなか、世界はいまとてもむずかしい局面にありますが、1日も早く各地の紛争が解決し、ふたたび平和が訪れることを願ってやみません。旅行に出かけられるのは平和だからだと、当たり前のことに気づかされます。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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明けましておめでとうございます。ホントに旅というものは平和の印で、平和があるからこそ成り立つものですね。
改めてそれに人は気づき、旅の大切さに気づき、旅の時間を至福の時として感じる事でしょうね。
そして幸せを感じながら、人と話し、風景を感じ
食べ物を食べる。
今年もさり気ない街の空気を感じるような記事を楽しみにしています。
早くウクライナが戦争から終わりを告げられますように。
杏 | 2023年1月 2日 02:20
新年おめでとうございます。いつも書き込み、ありがとうございます。1日も早く気楽に旅に出られる日がくるといいですね。
増田 幸弘から杏への返信 | 2023年1月 2日 05:08