【スロヴァキア】イースターチョコの新顔
2023年4月 3日
毎年、イースターの時期が近づくと、スーパーにウサギや卵をかたどったチョコレート菓子がこれでもか、これでもかと並びます。
こうしたお菓子は郊外ですと、近所の子どもたちが家々を訪ね歩いて回る風習があったりするので用意しておきます。実際、子どものいる家庭ではクリスマス同様、いろいろな準備に追われます。
ブラチスラヴァは街中ということもあり、近所の子どもが呼び鈴を鳴らすなんてことはないのですが、孫のためにおばあちゃんが用意しておいたりします。
チョコとはいっても駄菓子っぽいものが多く、レトロなデザインがおもしろいのですが、大手も参入し、食べてもおいしいものが増えました。今年は日本でもおなじみのキットカットのものまで並ぶようになりました。
訪問が制限されたコロナ禍では売れ残りが目立ちました。今年はさて、どうなることでしょう。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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