【スロヴァキア】不動産バブル
2023年4月10日
ブラチスラヴァはなかなか不動産価格が高い街で、とくに戸建て住宅は数が限られていて、買うのも借りるのもたいへんです。
ネットで家を探せるのは本当に便利で、ネット以前の世界とはハードルが格段に下がりました。とはいえ予算内に的確な家を探すのはプラハよりむずかしいように思います。私も3カ月近く、検索と問い合わせをつづけました。
近ごろ売り出し中の家をよく見かけるようになりました。興味をもって、これくらいの値段ではないかと思って調べてみるとちょっと高いどころではなく、倍くらいもして驚かされます。
不動産バブルと建築資材の高騰などが重なり、この何年かで大きく値上がり、たびたびニュースにもなっています。日本のバブルを目の当たりにしているのもあり、この先どうなるのか、ちょっと心配しています。やっぱり適正価格というものがあると思うからです。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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