【スロヴァキア】テスラ初体験
2023年5月 8日
かつてスロヴァキアのタクシーには「ぼったくり」もいて、駅などで客待ちしているタクシーにうかつに乗ると高額の料金を請求されることもありました。
しかし、いまどきはアプリをスマホに入れておくとどんな場所でもGPSで正確に来てくれ、料金も登録しておいたカード情報などで自動的に引き落とされるようになり、本当に便利になりました(観光で訪れてももちろん利用できます)。
どのようなタクシーが来るのか、車種や色の情報が事前に知らされるのですが(必要に応じてワゴンなど呼びたい車を選ぶこともできます)、先日はテスラが来て、遅ればせながら初体験となりました。
後部座席に座っただけですが、90年代はじめにDOSのパソコンからマッキントッシュに切り替えたときのような強い衝撃がありました。30年ぶりくらいに感じた大きな技術革新で、なんでいま電気自動車が騒がれているのか、わかった気がします。欲しいなあと感じつつ、ブラチスラヴァは公共交通が発達していてあまり乗る機会がなさそうで、それならタクシーで十分かなと思い直しました。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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