【スロヴァキア】お札が破れたら
2023年12月18日
「もしお札が破れたら」「もしお札がひどく汚れたら」、どうしたらよいのかと子どものころから疑問に思っていました
とはいってもお札は頑丈な紙でできているので、日ごろの生活のなかでなかなか破れるものではありません。大事に扱うのもあるでしょう。
ATMに入金したとき、「認識されません」との表示についで、真っ二つになった紙幣が吐き出され、はじめて破れたお札を目にしました。
ATMはかなり高速に読み取ることから、なんらかの不具合が生じたようです。さすがにちょっと慌ててしまいましたが、故意に破いたわけではなく、悪いのはどう考えてもATMです。
窓口に申し出たところ、係の人が取り出したのはセロテープ。切れ目が本当に合っているか、慎重に貼り合わせたうえ、偽札かどうかを確認する機械に通していました。
うあ、これはそのまま渡されるスロヴァキア"あるある"のパターンかもと心配して見ていたら、そこまでして別途、新しい紙幣と交換してくれました。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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