【日本】4年ぶりの日本滞在
2024年1月22日
コロナ禍がはじまって移動することが困難になりました。不可能と思える時期もずいぶん長かったです。
まさかそれが3年もつづき、さらに戦争が隣国のウクライナではじまり、また別の困難にぶつかりました。それで4年近くものあいだ、日本に行くことができずにいました。
外国に住むといっても、その気になればいつでも行けると思っていました。それがただの気のせいだったのかもしれなかったのですから、羽田からリムジンバスに乗り、首都高に入って東京タワーを目にしたとき、なんとも不思議な気持ちになりました。
プラハが好きな人がカレル橋からプラハ城を見たり、パリを好きな人がエッフェル塔を見たとき、きっと同じように感じるでしょう。
旅行は「平和」だからできるのだということを噛み締めています。世界が難しい状況になっていますが、もつれた糸を一つひとつていねいに解きほぐし、また世界中の人たちが楽しく旅できるよう、一日も早く平和な世界が戻るといいなと願っています。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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