【スロヴァキア】コマールノ線のリニューアル
2024年1月 8日
ブラチスラヴァからコマールノに向かう路線をオーストリア連邦鉄道が担っていることについて書きましたが、12月10日からレオ・エクスプレスというチェコの私鉄の運営に変わりました。
レギオ・ジェット同様、私鉄といっても新たに線路を引くのではなく、既存の鉄道網を利用して運行のみを行っています。
プラハとタトラ方面を結ぶレオ・エクスプレスは真っ黒な車両が特徴ですが、ブラチスラヴァを経由しないため、これまで利用する機会はありませんでした。
コマールノ線の車両は一転、白い車両で、レオ・エクスプレスに並んで「スロヴァキア運輸省」と大きく表記されているのが目につきます。2033年までの10年間は運行が継続される予定です。
コマールノ線は単線で、電化もされておらず、そのため時間がかかり、たびたび遅延するなど問題が山積しています。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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