はじめての南アルプス~白峰三山縦走へ
2014年8月 2日 国内
こんにちは、あずきです。
前回の北アルプスの山旅に続き、翌週はあずきにとってはじめての!南アルプスに行ってまいりました。
日本アルプスと呼ばれる3つの大きな山脈。
北アルプス(飛騨山脈)、中央アルプス(木曽山脈)・・・
そして南アルプス(赤石山脈)です。
今回は北岳から間ノ岳、そして農鳥岳を越えて奈良田へ降りる4日間の縦走です。
上の3つの山は白峰(しらね)三山とも呼ばれ、いずれも3000mを越える大きな山です。
山岳ガイド・赤木淳也さんを先頭に、広河原を出発して樹林帯を歩いてゆきます。
緑がとってもきれいでした。
1日目はまるでペンションのような白峰御池小屋まで。
明日からの北岳への登り、稜線歩きに備えます。
2日目は北岳山頂を目指します。
高度を上げるにつれ、雲の中へ・・・
急登をお花に癒されながらの歩きとなりました。
この日は残念ながら展望に恵まれず、北岳山荘まで。
明日の良天を強く願いました・・・
その結果・・・
3日目は最高のお天気に!
青空の中、出発となりました。
まずは間ノ岳を目指します。
振り返ると広がる絶景。
仙丈ヶ岳、鋸岳、甲斐駒ケ岳、そして昨日歩いた道程と北岳のパノラマです。
こんな風に姿を見せられると、自然に「次はあそこに登りたいね。」という話題に。
景色を楽しみながら稜線歩きを進めてゆきます。
まず最初のピーク、日本百名山・間ノ岳に登頂です。
今年、北アルプスの奥穂高岳と並び日本第3位の高峰3190mとなりました。(写真の看板は3189mのままデスガ)
南アルプスは地殻変動がさかんで隆起が繰り返されているようです。
そして、眼前に現れるのは・・・日本の最高峰・富士山です。
今回の縦走コースは日本最高峰(富士山3776m)を眺めながら、2位(北岳3193m)、3位(間ノ岳3190m)を歩くという贅沢ルートです♪
本日はまだまだ歩きます。
次に目指すのは農鳥岳。
下って、また登りますよ~。
きつかった西農鳥への登りもあとちょっと。
西農鳥岳到着です。
登りの出発点であった農鳥小屋の赤い屋根が本当に小さく見えます。
そして今回のご参加者で西農鳥岳に立ち、日本の3000m峰を完登された方がおりました!
スゴイですねー!本当におめでとうございました(^^)
そんな記念すべき日に立ち会うことがでとてもうれしかったです。
ここまで来るとまわりの風景も変わってきます。
塩見岳、赤石岳がこんなに近くになりました。
農鳥岳を越えて、大門沢の下降点までやってきました。
ここで稜線歩きとはお別れです。
ながーい下りをみなさま耐えていただき、無事に下山し4日間を終えることができました。
ありがとうございました!大変お疲れさまでした。
今回の山旅で出会った素敵な動物とお花たち♪
まずはみんなビックリ、オコジョです。(赤木ガイド撮影)
長い長いくだりでヘトヘトになった時に、突如現れました。
その衝撃とかわいさに元気をもらいましたよ。
**お花編**
ご一緒したお花博士なみなさんに教わりながらの4日間でした。どうもありがとうございます!
あずきもしっかりお花を覚えなければ。。。。
そしてなぜかたくさん咲いていたハクサンイチゲの写真がカメラに見当たらず、少しがっくり。
ホタルブクロ
ツマトリソウ
チョウノスケソウ
標高が高く、厳しい環境でも美しく咲く高山植物には感動しっぱなしでした。
稜線に咲き誇るお花畑、青空の下どこまでも続く山脈・・・
最高の条件のなか南アルプスデビューができたことに感謝感謝です!
あずき
- エミリー
エミリーです。笑顔との出会いと土地のおいしいものを食べる時に旅の幸せを感じます。添乗に出る時は、ミラーレスカメラ一眼で写真を撮ることも。カメラを向けたらぜひ笑顔で返してください。国内・海外のクルーズにもはまっています。
- みっぴー
添乗やプライベートで年間20回ほど渡航し、その中でも韓国は150回以上! 夢は韓国系航空会社の機内誌にコラムを書くこと。それなりの“ネタ”をたくさん持ってます!
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海の中から3000m級の山まであらゆる場所に出没する人畜無害のさすらい自由人。新しいもの好きで、好奇心旺盛。今日もどこかで面白いものを求めて彷徨っています。
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